こんにちは。大学の期末試験も無事に終わり、先日、3日間ほどかけて九州各地を周る旅をしてきました。今回は、この旅の思い出を気の赴くまま書いていこうと思います。

1日目 東京→宮崎

 お昼前に大学で学期最後の授業を受講してから羽田空港へ移動し、夕方に離陸する羽田宮崎便に搭乗。福岡・大分以外の九州の県へ行くのは人生初です。機内で提供された、長崎のアゴ(トビウオ)で出汁をとった柚子風味スープが非常に美味しかったです。

 宮崎空港駅から宿泊地の宮崎市街地までは宮崎空港線に乗車。この区間、距離は僅かですが、乗車券だけで特急列車に乗車できるという珍しい特例が認められています。筆者も特急列車(783系「にちりん号」)の運転席真後ろの座席で約10分間の特急の旅を楽しみました。(日没後だったため車窓からは殆ど何も見えませんでしたが)

宮崎空港駅にて

2日目 宮崎→鹿児島→熊本

 朝5時に起床。宮崎から日豊本線下り始発の普通列車に乗り込み、まずは鹿児島を目指します。冬の九州の日の出は遅く、7時ごろ、都城のあたりでようやく空が明るくなってきました。良い天気です。平日だったので車内は通学中の高校生で混み合っていました。独特な強い訛りで話している彼らを見ていると、東京から遠く離れた場所に来たことを実感させられます。

 9時過ぎに鹿児島に到着。この日からの2日間は、「旅名人の九州満喫きっぷ」を用いて、普通列車を乗り継いで移動しました(きっぷの紹介<JR九州公式サイト>)。JRが販売しているにも関わらず、私鉄も含めて乗り放題になるこのきっぷを使い、さっそく鹿児島の路面電車を乗りつぶします。JRのきっぷを見せながら路面電車を乗り降りするのは、慣れるまではなんだか不思議な感じがしました。

鹿児島の路面電車 谷山停留所にて

 お昼は、鹿児島の繁華街、天文館通の喫茶店で鹿児島名物の「氷白熊」をいただきました。結構なボリュームがあり、お腹が膨れました。

鹿児島名物『氷白熊』

「日本最南端の電停」として知られる谷山停留所で路面電車の乗りつぶしを済ませ、近くのJR指宿枕崎線の谷山駅へ徒歩で移動。高架上のホームからは桜島を望むことができました。

JR谷山駅のホームから

 午後からは、鹿児島本線上りの普通列車で熊本に向かいました。途中の川内(せんだい)駅から八代駅までは、JRではなく肥薩おれんじ鉄道という第3セクターの路線を経由しますが、「満喫きっぷ」を持っていれば問題なく通過できます。並行する新幹線が直線的なトンネルをくぐり30分強で走破するこの区間を、肥薩おれんじ鉄道の気動車は、みかん畑の続く丘陵地や八代湾に沿いながら2時間半かけてのんびり走ります。

肥薩おれんじ鉄道の単行気動車

 18時頃、ちょうど日が落ちるくらいに熊本に到着。鹿児島と同じ要領で、「満喫きっぷ」を使って熊本の路面電車も乗りつぶしてから宿へと移動。なにか熊本の名物を食べたいな、と思い道中のスーパーマーケットを覗くと、売れ残った馬刺しがなんと全品半額になっていた!!しかし、1回で使い切れる小袋サイズの馬刺しのタレが見当たらず(ボトルしかない)、結局購入を諦めました(泣)。

その日の晩は地物の刺身を肴に球磨焼酎を呑みました(画像は一部加工済み)

3日目 熊本→福岡

 朝6時起床。まずは熊本のローカル私鉄、熊本電鉄を乗りつぶします。この路線は、東京の地下鉄車両の中古車を引き取って走らせていることで知られます。

北熊本駅にて 左はかつて日比谷線を、右は銀座線を走っていた車両

 そのあとは熊本の中心市街地へ。昨晩は暗くてよく見えなかった熊本城を改めて見に行きました。4年前の地震で大きな被害を受けた天守閣の復旧はかなり進んでいるようでした。

熊本城と路面電車 通町筋停留所付近

 9時頃に熊本駅を出発する鹿児島本線の上り普通列車で博多方面への移動を開始。今日もひたすら乗りつぶしをします。大牟田駅で西日本鉄道に乗換え。「満喫きっぷ」は西鉄でも有効です。西鉄甘木線と甘木鉄道をひとまとめに乗りつぶし、太宰府天満宮に参拝して梅が枝餅をかじりひと休み。

西鉄貝塚線 和白駅にて

 その後天神まで出て地下鉄を介して西鉄貝塚線へ、さらにJR香椎線も乗り切ったところで日没。博多へ戻り、最後に福岡市営地下鉄七隈線を往復。途中、近くに市街地を一望できる展望台があるという桜坂駅で下車し、山を登って夜景を見に行きました。綺麗でしたが、吹きつける冷たい風に耐えられず早々と退散しました。九州も冬は寒いんですね(当たり前)。

福岡市南公園西展望台からの夜景

4日目以降

 翌朝、博多駅から東京行きののぞみ号に乗ったり、福岡空港から羽田へ飛んだりはせず、送迎用マイクロバスで西九州某所の自動車学校へと向かいました。実は、今回九州を訪れた主目的は運転免許合宿に参加するためでした。合宿開始前に数日間の余裕があったので、少し早く九州入りして旅を楽しんでいた次第です。「満喫きっぷ」の余った1回ぶんは、自動車学校から博多まで戻る時に使うためとっておきました。

(記事内の写真はすべて筆者撮影)